英難。


院試の英語試験は論文の英訳。
なかなか手厳しい。
間に合うだろうか・・・。
現実逃避を試みたい。



さて、旅は2日目。
初日こそ事前に市内のホテルを押さえておいたが、
この日からはYH探しから旅が始まる。
事前にチェックした候補に直接行ってみるより方法がないため、YHを目指す。
中心市街地から地下鉄で移動し、ノイハウゼンYHへ。
かたこと英語でチェックイン。午前10時。


この先は1日ミュンヘン市内を散策。
ニンフェンブルク城・フラウエン教会・新市庁舎・ペーター教会・州立劇場などを廻った。
北海道に開拓使が入植するはるか前の時代の建物が、市内のあちこちに存在していた。
皆現役である。
図集や雑誌に載っているものが、自分の目の前に現実に存在し、その空間を体感できる。
無意識に口が開いてしまうような感覚。
こうした体験はこの旅で幾度となく味わう事になる。


写真は市庁舎のてっぺんから。
こうして見ると、外壁の色彩の豊富さに気付く。
景観に合わせて色彩の統一を図ろうとする日本のまちとは何かが違う。
確かにドギツイ黄色の○○電器のような建物が景観阻害要素になるのはわかるが、
街並の美しさを考えるときに、色彩だけを統一すれば良くなるとも思えないのだ。


こうして色合いは様々でも、軒や窓枠の高さが揃うことで、
均整のとれた街並が生まれるのだろう。